電気電子通信工学科
研究室紹介
電気機器研究室(システム制御グループ)
教員 | 中川 聡子 教授 |
---|---|
学部生 | 男子7名/女子1名 |
院生 | 男子11名/女子0名 |
研究室の場所 | 世田谷キャンパス 10号館3階 |
紙のように薄い0.1mm厚の鋼板磁気浮上や、ギャップセンサレスでの磁気浮上、位置センサレスでの非接触搬送を達成。
研究内容
高度な制御技術で、電気機械と人との接点に挑む!
研究対象を電気的・機械的ダイナミクスから捉え、斬新な制御理論を駆使して、高度に制御されたシステムの構築を目指します。制御の基本は、「高機能化」と「安全性」! 目指すものは、人に寄り添う精緻で優しい動きの具現です。長い間、国の運輸安全や組織安全にかかわった経験をもとに、研究を展開します。
社会に貢献してこその技術!
安心・安全な社会の実現に貢献します
- 社会が求める安全性。超高層ビル用エレベータの「安全」を追求します。
- 諸外国の猛追をかわすには製品の高品位化。日本の誇る鉄鋼業において、鋼板の表面劣化を阻止します。
- 少子高齢化社会が抱える介護問題。食事支援用の優しいロボットハンドを作ります。
目指す未来
人にやさしいものつくり!
人あってのものつくりです。安全で安心な製品、高品質な製品、人にやさしい動きをもたらす製品、物つくりに終わりはありません。難しい制御技術を駆使しながらも、人にはやさしい物つくりを目指します。
- 主な卒業研究テーマ
-
- 薄鋼板加工ラインへの磁気浮上搬送技術の応用
- 超高層エレベータの乗り心地および非常停止時の衝撃緩和制御の実現
- 食事支援用小型ロボットハンドの制御
- リニア誘導モータによるμオーダーの精密位置決め
- 主な就職先・進学先
-
- 東日本旅客鉄道(鉄道)
- スズキ(自動車)
- SUBARU(自動車)
- 日野自動車(自動車)
- 日本精工(精密機械)
- 京三(鉄道機器)
- 日本工営(インフラ)
- キヤノン(精密機器)
- 日立ビルシステムズ(インフラ)
- 本学大学院進学
- 東京工業大学大学院進学