電気電子通信工学科
研究室紹介
電気機器研究室(電磁システムグループ)
教員 | 鳥居 粛 准教授 |
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学部生 | 男98名/女子0名 |
院生 | 男子4名/女子0名 |
研究室の場所 | 世田谷キャンパス 10号館4階 |
力センサを用いた測定を行っています。
研究内容
リニアモーターカーを支える様々な技術の高度化
リニアモーターカーに使われている中核技術、特にリニアモータ・リニアアクチュエータ、各種磁気浮上・磁気支持システム、超電導応用機器などの研究を行っています。さらに、モータの概念を大きく変える意欲的な提案として、環境・資源問題に配慮したオールアルミモータの研究も行っています。次世代につながる、新しい電磁駆動システムを提案することが、研究グループとしての大きな目標です。学生の自由な発想を、教員の指導を受けながら現実味のあるモノに発展させていくことが、この分野の研究の醍醐味でもあります。
社会との関わり
さまざまな産業への応用を主眼とした分野
広い意味で産業応用機器分野であるため、電気機器のみならず、機械・建築・都市システム等に幅広く用いられる技術に関連しており、応用先も幅広くなっています。
目指す未来
さらに先をゆく技術を研究し、エンジニアを育成します
リニアモーターカーは、十年後には東京-名古屋を結ぶ大都市間の大量輸送交通機関として、現在建設が進められています。その技術の先を行く、さらに未来の技術を目指して、毎週の研究ミーティングで中身の濃いディスカッションをしながら研究を進めます。教員の指導や学生相互の提案を取り入れつつ、自分で考える力を養い、社会に適応しつつきらりと光るエンジニアを育成します。
- 主な卒業研究テーマ
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- パルス駆動オールアルミモータの構造と駆動の検討
- 大推力リニアモータの研究
- 力・加速度センサを用いた位置センサレス電磁吸引式磁気浮上系
- 永久磁石形渦電流ブレーキシステムの最適化
- 主な就職先・進学先
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- 東海旅客鉄道(輸送)
- 三菱電機(電気機器)
- 東芝テック(電気機器)
- 日本電気通信システム(情報通信)
- ミツバ(機械)
- 川崎市(公務員)