電気電子通信工学科
研究室紹介
大電流エネルギー研究室
教員 | 岩尾 徹 教授 |
---|---|
学部生 | 男子8名/女子0名 |
院生 | 男子15名/女子1名 |
研究室の場所 | 世田谷キャンパス 10号館2階 |
プラズマを電磁力で駆動させている様子です。遮断器や電気推進に応用するため、研究を進めています。
研究内容
電流の発生や輸送から、放電プラズマの応用まで
電力の発生や輸送の過程で不可欠な大電流技術、特に、電力の安定供給のカギを握る遮断器の研究を行っています。また、これら基礎技術を基に、大電流を用いた放電プラズマの応用研究をしています。これらの研究は、計測と制御を切り札とし、超高速計測、画像処理、電磁熱流体シミュレーション、LabVIEW、MATLAB/Simulinkを駆使して進めています。また、仮説とモデルを立て、それを実証するプロセスを重視し、第三者に伝わるプレゼンテーションのトレーニングもしています。
社会との関わり
遮断器から、照明、電気推進、廃棄物処理、リサイクル
大電流技術は、電力の発生から輸送、放電プラズマ応用の利用において必要不可欠な技術であり、私たちの生活を支えています。これら基礎研究にて培われた技術を活かし、活発に企業とプロジェクトを組み、産学連携や共同研究を行うことで、社会に貢献する取り組みをしています。
目指す未来
人々が安全安心に暮らせる豊かで快適な社会に向けて!
停電のない安定した電力の供給、倒壊の恐れのない建物、エコで安全な廃棄物処理やリサイクル、鉄道の安全走行、高輝度なランプ、効率の良い電気推進、高融点材料による表面コーティング、核融合発電など、人々が安全安心に暮らせる豊かで快適な社会につながる研究を行っています。
- 主な卒業研究テーマ
-
- 電磁熱流体シミュレーションを用いた遮断器の開発
- ガスタングステンアーク溶接の放電物理と溶融池の解析
- 熱プラズマによる廃棄物処理とリサイクル技術の開発
- 主な就職先・進学先
-
- 東京電力(電気・ガス業)
- 東日本旅客鉄道(運輸・通信業)
- 東京急行電鉄(運輸・通信業)
- 日立製作所(製造業)
- 日立ビルシステム(製造業)
- 日立産業制御ソリューションズ(製造業)
- 東光高岳(製造業)
- 日本製紙(製造業)
- スタンレー電気(製造業)
- 関電工(建設業)
- 東芝プラントシステム(建設業)
- 東電設計(サービス業)
- 本学大学院進学