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研究室

先端デバイス分野

微細化ならびに低消費電力・高機能化が進展するシリコン半導体デバイス。そのベースとなっているのが、デバイス作製プロセス技術の高度化、先端的な材料評価計測技術など、材料・デバイス両面での技術革新です。これらの先端基本技術を充実した実験設備を用いて学びます。

情報通信分野

第4世代携帯電話(移動通信)方式,および,さらに次世代の携帯電話方式,無線LAN(Local Area Network)などのギガビット級のピークデータレートを実現する将来の無線通信システムにおける基盤技術の研究を行なっています.将来の無線通信は,インターネットと整合性の良いパケットと呼ばれるブロック単位での効率的な伝送が適用されます.本研究室では,高速・広帯域の無線インターネットサービスを低価格で提供するために必要な効率の良いパケット無線通信の無線伝送技術,無線リソース(時間,周波数)制御技術,無線回線制御技術の研究を行なっています.
現在,あらゆる機器がネットワークにつながり,より豊かな社会の実現に向けたIoT(Internet of Things)の研究が注目を浴びています.本研究室では,そのような社会の実現に向けた,小型無線機システムおよびネットワークの研究を行います.無線機システムの研究には集積回路,アンテナ,変復調・信号処理技術,伝搬と広い知識が必要になります.数mm角の無線機実現を目指して研究を行います.また,現在の高度な要素技術を組み合わせたネットワークシステムの提案を行います.
通信ネットワークの信頼性の研究とは,呼びルートや予備機の設置など,導入する信頼性対策の効果とコストの間で適切なバランスを取る方法論を確立することです.鍵となるのは,信頼性を一定の尺度で数値化することです.数値で表すことができれば,各信頼性対策の優劣が明確に分かるからです.従って,まず,どのような尺度を導入するかが研究の柱となります.続いて,各種信頼性対策の効果を数値化する実際的手順の研究を行ないます.さらに,これらの研究を踏まえて,現実の信頼性対策を比較検討し,効果的な信頼性対策を明らかにする研究を行います.
あらゆるものがネットワークにつながることで豊かで生産性の高い生活や新たなユーザエキスペリエンスを生み出す社会に向けて,その基盤となる集積回路やセンサーなどのシステム集積の研究を行う.具体的には,高性能アナログ信号処理技術やアナログ・ディジタル混載LSI,ソフトウェアとハードウェアの協調設計技術などの研究を行うとともに,センサーネットワークなどへの応用に関する研究を行う.
情報ネットワークを含む情報エレクトロニクス分野で装置や機器の性能の鍵を握るアナログ電子回路技術を基本として,これらの分野の必須技術であるシステムLSIに関する研究を行う. 具体的には,高性能混載信号処理技術やアナログ-デジタル変換技術,およびアナログ・デジタル混載LSI設計技術などの研究を行う.
携帯電話機でいつでもどこでも話ができることや,遠く離れた地球の裏側の出来事をテレビで見ることができるのは,空間を伝わる電波をうまく利用しているからです. 電波を目的にしたがって効率よく放射したり,またこれを受けとめるためには,電波の性質をよく理解していなくてはいけません.モバイル通信では電波は必要不可欠ですから, 電波工学の基礎を確実に把握することが重要です.本研究室ではそうした観点に立ち,理論的な分野と実験的な分野の研究を行っています.

電気機器分野

デバイス・要素技術が複雑にからみ合って動作する電気・電子機器。それを探究するため、時間応答システムの取り扱いと古典制御理論、多変量システムの取り扱いと線形計画法、システム状態方程式と現代制御理論を修得。システム設計の要求に対応できる基幹技術を学びます。
一般産業、民生において広く用いられ、裾野が拡大しているモータなどの機器が主要テーマ。機器を駆動系や負荷を含めたシステムとして捉え、実際に設計・試作・実験を繰り返しながら、全体を理解する視点と次なる創造へとつなげる能力を磨きます。

電力エネルギー分野

情報通信技術の先端領域に焦点を当て,特にIEC 61850という国際標準に基づくスマートグリッド通信の研究を行っています.マルチベンダのIED(Intelligent Electronic Devices)やSCADA(Supervisory Control and Data Acquisition),L2スイッチを組み合わせた実験を通じて,電力システムのデジタル化とスマートグリッドの研究に注力しています.この分野では情報通信と電力工学が融合し,持続可能な電力供給とインフラの信頼性向上に寄与しています.学生や産業界との連携を重視し,次世代のエネルギーシステムに貢献する革新的なソリューションを提案しています.
太陽・風力発電などの再生可能エネルギーや電気自動車などの新しい電気機器を調和させる、柔軟で強靭な電力システムの構築が求められています。電力工学、電力変換、電力貯蔵、計測・制御・通信技術を駆使し、スマートグリッド、スマートシティ実現のための研究開発に取り組んでいます。
「ひらめき、こと、もの、くらし、ひと」をICT、AI、ビックデータ、ブロックチェーンでつなぎながら、大規模電源と再生可能エネルギーを共存させる電力流通(送配電・変電)を実現するため、画期的なエネルギーデジタルトランスフォーメーション(EDX)技術を用いて、大都市の暮らしを支えるソリューションを提供していきます。私たちは、ひと・もの・情報をつなげ、機器をつなぎながらシステム化し、そのシステム間を連携しマネジメントをし、そして、あらゆるものをつなぎ、統合化することで、DX化していきます。

そのために、AI、ビックデータ、マイコン制御、ブロックチェーン、情報、プログラミング技術を核に、サイバーフィジカルを計測通信制御駆使しながらつないでいきます。ハードとソフトを両方学び、はかり、つなぎ、制御、マネジメントしていく。つまり、それが、エネルギー・デジタルトランスフォーメーション、サイバーフィジカルDX、大電流エネルギーDXの考え方です。

モノを輝かせるために、探究とDX技術ができること。

私たちの取り組みが、私たちの都市をより先進的で豊かにしていきます。

すべての学びが統合され、あなたの生きる力になる
若い学生たちの将来のために。この国の明るい未来のために。
私たちは、問いを生み出し、力強く、前へ進んでいきます。

国際イノベーター育成オナーズプログラム

With the prevalence of the Internet of Things (IoT), there is increasing interest in using flexible electronics to realize wireless sensing applications. The scope of this research group is on flexible electronics and their applications in different areas including high frequency and sensing. This includes the design and simulation of high frequency passives and interconnects, the design and packaging of antennas for RFID applications, the investigation of different printing technologies to realize flexible electronics devices as well as the dielectric characterization of substrates for high frequency applications. The goal of the research is towards enabling an IoT society through the widespread adoption of flexible electronics.

モノのインターネット(IoT)の普及に伴い、ワイヤレスセンシングアプリケーションを実現するためにフレキシブルエレクトロニクスを使用することへの関心が高まっています。この研究の範囲は、フレキシブルエレクトロニクスと、高周波やセンシングなどのさまざまな分野でのそれらのアプリケーションです。この研究の目標は、設計、シミュレーション、試作、評価を通じて学び、フレキシブルエレクトロニクスの普及によるIoT社会を実現することです。

国際イノベーター育成オナーズプログラム

Ubiquitous Intelligent System Lab focuses on the design, development, and evaluation of the intelligent system to solve the human being problem through the aid of embedded system, portable sensors, wireless network, cloud computing, and artificial intelligence. The research is conducted in the area of data analysis using machine learning and deep learning algorithm, development of artificial intelligence solutions on the edge computing devices to support real-time and low-cost data analysis, and development of applications or services to provide feedback of data analysis to user. The research can be applied to smart healthcare systems to promote health awareness among society and various internet of things applications towards smart cities.

ユビキタスインテリジェントシステム研究室では、組込みシステム、ポータブルセンサー、無線ネットワーク、クラウドコンピューティング、AIを活用して人類の問題を解決するインテリジェントシステムの設計・開発・評価に焦点を当てています。研究は、機械学習と深層学習アルゴリズムを使用したデータ分析、リアルタイムで低コストのデータ分析を支援するエッジコンピューティングデバイスでのAIソリューションの開発、およびデータ分析のフィードバックをユーザへ提供するアプリケーションまたはサービスの開発分野で実施されます。これらの研究は、スマートヘルスケアシステムに適用して社会の健康意識を高め、スマートシティに向けた様々なIoTアプリケーションを促進することができます。

 

学生実験室

学生実験室

東京都市大学 電気電子通信工学科 学生のための実験室です。
2年前期に基礎実験、2年後期に工学実験、3年前期に応用実験、3年後期に事例研究を実施します。
第1、2実験室(10号館4階)、第3、4、5実験室(10号館5階)の5つの実験室があります。

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