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集積化システム(柴田研究室)

研究室の特色

  • 集積回路から組み込みシステムまで,通信に係るデバイスやネットワーク装置の研究を進めます.
  • 自分でもの創りをする,プロトタイピングができる力を養います

メンバー

准教授 柴田 随道
院生 男子4名
学部生 男子9名,女子2名

研究内容

通信システム用集積回路の研究,センシングデバイスの研究

あらゆるものがネットワークにつながることで豊かで生産性の高い生活や新たなユーザエキスペリエンスを生み出す社会に向けて,その基盤となる集積回路やセンサーなどのシステム集積の研究を行う.具体的には,高性能アナログ信号処理技術やアナログ・ディジタル混載LSI,ソフトウェアとハードウェアの協調設計技術などの研究を行うとともに,センサーネットワークなどへの応用に関する研究を行う.

社会との接点

IoT(インターネットオブシングス)時代に向けたシステムLSIとアナログ電子回路に関する基礎技術・応用技術を追求

ICT(情報通信技術)活用による豊かな社会の基盤となる情報エレクトロニクス分野では自然界の信号がアナログ信号であるためにアナログ信号処理がシステム性能を決定するキー技術となっている.そのため,情報ネットワークや端末の技術革新においても高周波技術やインターフェース回路技術を含めたアナログ回路技術がますます重要になってきている.集積化システム研究室では,これらの研究を通して社会が要請するシステムLSIおよびアナログ回路技術に関する基礎的な技術力と実際的な知識を獲得するとともに,回路からシステムまでに精通した技術力および応用力を身につけることができる.

研究室の横顔

熱心で自由な発想を大切にする研究と楽しい雰囲気

本研究室は昨年度開設した新しい研究室であるが,これまでの集積化システム研究室の研究分野を一部引き継ぎ,産業界が直面している問題を解決する研究テーマを多く取り上げていく.研究を進めるに当たっては,企業での経験を活かし,周辺技術の専門家との議論も積極的に行うようにして新たな発想や気づきによる広がりが生まれるように指導する.卒業研究と並行して週1回のゼミを傘研究室と合同で開催し,輪講形式で電子回路の専門書(英文)の通読も行い,グローバルな活躍に必須の英語力の向上もメンバー全員で図っている.研究室の雰囲気は自由で,親睦旅行や大学祭へのイベント参加などの行事も多彩である.

主な卒業研究テーマ

  • センサー端末用データアクイジション技術の研究
  • 通信用高速信号処理回路の研究
  • 光電子融合回路の研究
  • ミリ波/テラヘルツ波応用デバイスの研究
  • システムシミュレーション技術の研究

主な就職先

富士通システムズ,等

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