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工学部 電気電子通信工学科 / 大学院 総合理工学研究科 電気・化学専攻 電気電子工学領域

理工系女子応援企画 充実!わたしのキャンパスライフ 電気電子通信工学科女子学生に聞きました

理工系って興味はあるけれど、女子にとって居心地はどうなの?学びは楽しいのかしら?そうした理工系志望の女子の皆さんの疑問にこたえるために、電気電子通信工学科でそれぞれの学びに取り組む女子学生が集まってくれました。

member profile
  • 電気電子通信工学科3年 加藤 まどかさん 千葉県私立千葉敬愛高校出身
  • 電気電子通信工学科2年 此島 志織さん 神奈川県私立横浜共立学園高校出身
  • 電気電子通信工学科2年 大西 千尋さん 東京都立武蔵野北高校出身
  • 電気電子通信工学科1年 宮下 悠希さん 東京都私立日本工業大学駒場高校出身

Q.東京都市大学の電気電子通信工学科に進学した動機を教えてください

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  • 加藤さん
    私の場合は、小さい頃からピアノを弾いていて音楽が好きだったことから、音に関することを学びたいと思ったことがきっかけでした。当時通っていた塾の先生が、それなら東京都市大がいいのでは、と薦めてくださったことで決めました。
  • 此島さん
    父がパソコン関係の仕事に就いていることで、子どもの頃からパソコンに接してきたことから、半導体に興味を持つようになりました。東京都市大に進学したのは、総合研究所など研究施設が充実していたことと、都内にキャンパスのあることで、充実した毎日が送れそうだと思ったからです。
  • 大西さん
    高校時代に演劇部で活動をしていて、照明技術に興味を持ったことから、電気電子通信工学科に進学を決めました。
    また、私も、都内にキャンパスがあることが、東京都市大進学の決め手のひとつになりました。
  • 宮下さん
    工業高校で学んでいたときに、床面に引いたラインに沿ってロボットが動くライントレーサーのプログラミングをする機会があり、面白かったので、もっと学んでみたいと思ったのが入学の動機です。エンジニアである父は、私が電気電子を学ぶことを、とても喜んでくれました。

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Q.女子が少ないことで、良かったこと、大変なことはありますか?

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  • 大西さん
    女子が少数派なので、先生方がみなさん優しく接してくれるので、学びやすいと感じています。
  • 此島さん
    女子校出身なので、最初は少し不安でしたが、男子がとても気を使ってくれて優しいので、すぐに打ち解けることができました。また、女子が少ないことで、女子同士で強く結びつくことができ、何でも話し合える関係が築けています。
  • 宮下さん
    入学してすぐに、学科の仲間づくり支援として「フレッシャーズキャンプ」という合宿があります。10名ほどの班に先輩と先生が一人ずつついてくださって、さまざまなことをアドバイスしてくれました。女子のいる班には、必ず女子の先輩がコミュニケーションパートナーとしてついてくれるので心強いです。1年生の前半は、毎月コミュニケーションパートナーとのディスカッションの時間が設けられていて、履修のことや、勉強のことなど相談にのってもらえる機会があります。このイベントのおかげで、男子ともすぐに仲良くなれました。唯一大変だと思うのは、男子と一緒に体育をすることくらいでしょうか。力の差があるので、大変です(笑)。
  • 加藤さん
    実験に使う機材などは、男子が進んで持ってくれますし、男女の別なく気さくに話せるので、居心地はいいですね。

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Q.学びの面白さは、どのようなところにありますか?

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  • 大西さん
    2年生から本格的に実験や演習がはじまりますが、やはり実験が楽しいです。黒板に書かれた法則を覚えるよりも、自分で測定した値でその法則を確認する方が感動できます。先日行ったヘルムホルツコイルを使った電子の運動の実験では、磁場を発生させて電子の軌道を自分の目で確かめることができ、達成感を覚えました。
  • 此島さん
    私も、さまざまな機械を扱って目に見える変化を楽しむことができるので、電気電子実験が好きです。2年の前期にはテスターを各自で製作しました。ただ作ったり実験したりするだけでなく、その後、自作の機器の誤差を調べて発表したりするなど、実験に関するまとめをしっかりやることが大切だと思います。
  • 宮下さん
    まだ1年なので講義が主体ですが、専門分野の基礎となるものなので、大変だけれど頑張っているところです。工学リテラシーという科目は、今まで訳も分からず習ってきた数学が、こういうところで役に立つんだと実感できて楽しく感じています。
  • 加藤さん
    半導体デバイスの授業が特に面白く感じました。授業の中で、等々力キャンパスにある総合研究所を見学し、精密機器を扱って実験を行うクリーンルームにも入らせていただき、もっと学んでみたいと思うようになりました。

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Q.キャンパスライフをどのように楽しんでいますか?

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  • 宮下さん
    等々力キャンパスのテニスサークルで活動しています。テニスを楽しみながら、他の学科の人と知り合えるので友人が増えました。友人とは、自由が丘で美味しいものを食べたりカラオケに行ったり、上手に気分転換をして毎日を楽しんでいます。
  • 大西さん
    電気電子研究会で、子どもたちに電気を使った工作を教えてあげるイベントに参加しています。70名ほどの大所帯のサークルなので、頼りになる先輩も大勢いますし、学校に来てみんなに会うのが一番の楽しみです。
    また、共通教育部という学部・学科の枠を超えて科目を履修できるシステムがあるので、キャンパス内で他学部の学生とも交流できるのも楽しみのひとつです。
  • 此島さん
    やはり、サークル活動が一番の楽しみですね。軽音楽団体に所属して、男女混合のバンドでドラムを担当しています。ライブをみんなでつくり上げる面白さに夢中です。遊びに行くのは、二子玉川が多いです。カフェや、ビレッジバンガードに立ち寄ったりして気分転換しています。
  • 加藤さん
    お昼の放送や、学園祭のステージの音響を担当する放送会という団体で活動しています。私の担当は、みんなで創った映像作品を他大学に紹介する渉外係。春と夏に合宿もあり充実しています。また、最寄りの尾山台の商店街は、親しみやすくて安らげる街です。特にタイ焼き屋さんがオススメ。7のつく日は半額です(笑)。

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Q.将来の夢、それに向かって頑張っていることは?

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  • 加藤さん
    まだ、社会に出て何をしたいのかがはっきりと決めきれないので、3年の夏に企業で就業経験を積むインターンシップに参加してきました。メーカーの設計部門と製造部門で実際の現場を体験することができ、働くということが少し明確になってきたところです。電気を広く学び、研究室に入ってさらにさまざまなことを吸収してから将来について考えたいと思っています。また、将来のために、英語の勉強にも力を入れたいと考えています。
  • 此島さん
    将来は半導体を研究したいと考えているので、まずは、大学院に進学したいと思っています。
  • 大西さん
    まだ漠然としていますが、家電製品や照明機器などに関わりたいので、メーカーでエンジニアとして仕事に就きたいと考えています。そのためにも、これから電気関係の資格取得などにも力を入れていきたいと思っています。
  • 宮下さん
    まだ1年なので、具体的には考えていませんが、男女の別なくかっこいいエンジニアを目指したいと思っています。

理工系志望の皆さんの疑問にこたえるために集まってくれた、都市大 電気電子通信工学科で学ぶ4人の女子学生。
それぞれに目標を持ち、今を真剣に取り組む姿が印象的でした。さまざまなきっかけから理工系女子となった彼女たちからは、まずは興味を持ってチャレンジすることが大切ということが、その楽しげな様子から伝わってきました。