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工学部 電気電子工学科

在学生・卒業生の声 受験生の贈るメッセージをご紹介します。

卒業生

鉢呂 祥吾 さん 2013年工学部電気電子工学科卒業 さいたま市立浦和南高等学校出身 勤務先 キヤノン株式会社

「画像エンジン」ハードの開発
実力を身につけると同時に将来のビジョンが得られました

会社では、イメージセンサで光から変換した電気信号を画像ファイルにする処理を行う画像エンジン(キヤノンではDIGICという名称)における外部とのデータ通信を行う高速IFのハードウェア設計および検証、開発した技術に関する特許の執筆を行っています。業務を行う上で必要な専門知識として、基本的な電気回路などのほかに設計のためVerilog、VHDLなどのハードウェア記述言語の知識が必要となります。またたくさんの人たちとひとつのものを作っていくため、同じプロジェクトに携わる社員の方々との情報共有が重要であり、情報の整理や相手に分かりやすい伝え方などといった能力が必要となります。
四年生のときに配属された研究室では、毎週打ち合わせを行い、研究内容の進捗確認や情報共有、進め方の相談などを行いました。研究室の活動を通して、専門的な知識を得られるだけでなく、報告・連絡・相談の重要性や研究から得られたデータに対する考え方を学び、円滑に業務を進めるための会社で重要な能力を身につけることができました。
また私は高校生のときに進路について考えたとき、理系科目が得意であったことから漠然との電気機器に携わる仕事をしたいと考え、明確な将来のビジョンを持っていませんで した。ですが、大学ではシステム制御、電子材料、電気エネルギー、プログラミングといった多くの分野の基礎を先生方から学ぶことができたので、一・二年生で様々な分野の授業を受講することで興味のある分野が明確になり、三年生からは携わりたい仕事をイメージして授業と研究室の選択を行うことができました。
学生時代で培った知識・能力は仕事に役立っており、各分野の基礎を学んだことにより将来のビジョンを見つけられました。