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集積化システム研究室

研究室の特色

  • システムLSI(大規模集積回路)およびイメージセンサの研究に注力
  • 回路技術でIoTとAIを支える半導体の性能向上を追求し、新しいアプリケーションを開拓
  • 自由闊達な雰囲気の中で熱心に研究

メンバー

教授 傘 昊
研究分野 集積回路設計、電子デバイス、電子機器
研究テーマ 混載信号処理集積回路、AD/DA変換
准教授 稲垣 雄志
研究分野 集積回路設計、電子デバイス、電子機器
研究テーマ イメージセンサ、距離画像センサ、AIカメラ

研究内容

IoT機器で現実世界のあらゆる情報をデジタル化し、AI処理で物理情報を高度に活用する取り組みが各所で始まっています。それらに必要な集積回路の研究として、カメラの心臓部であるイメージセンサと各種センサのデジタル化に欠かせないADC(Analog-to-Digital Converter)の高性能化と低消費電力化に注力しています。また、集積回路設計や画像処理にAIを応用する研究も進めています。

社会との接点

DXの進展により半導体の需要はますます増加し、性能要求も高くなっています。これまで半導体は製造技術の進歩により性能向上が図られてきましたが、その限界も叫ばれています。このことから、回路技術の進化により性能を向上させることの重要性が増しています。私たちの研究成果について、国内外の学会での発表や企業との共同研究を積極的に行うことで産業に貢献します。

研究室の横顔

本研究室では、理論を立ててシミュレーションや実験により解明していくテーマや産業界が直面している課題を解決するテーマなど、実践的な力が身につく研究に取り組んでいます。同様のテーマに取り組む研究室の同期、先輩と活発な議論を行いながら研究を進めています。研究と並行して、専門書や学会論文(英文)を用いた勉強会も行い、知識と英語力の拡充を図っています。研究室内は自由闊達な雰囲気で、各種サーバーやネットワークの管理、親睦旅行や学園祭出典のイベント企画などを学生主体で行っています。

主な卒業研究テーマ

  1. イメージセンサの低消費電力化に関する研究
  2. ADCの高精度化、低消費電力化に関する研究
  3. 機械学習を活用した回路のキャリブレーションに関する研究
  4. 超伝導を用いる論理回路に関する研究
  5. エッジAIカメラの応用に関する研究

主な就職先

(大学院生含む)日立,東芝,キヤノン,ソニー,TOPPAN,ルネサスエレクトロニクス,ソシオネクスト,日清紡マイクロデバイス,富士電機,セイコーエプソン,アドバンテスト,ニコン,ヤマハ,浜松ホトニクス,日立産機システム,沖電気工業,オリンパス光学工業,大日本LSIデザイン,京セラコミュニケーションシステム,三菱電機ホーム機器,リコーシステム開発,日本コムシス,NECエンジニアリング

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