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入試特集(1) ~ 入試情報 学生・卒業生の声

自分に適した入試方式や受験パターンでチャレンジすることで、
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大学選びで重視したことは、学びの環境です。都市大で学ぶメリットとして、総合研究所など充実した研究施設が揃っていることに加え、学生と先生方との距離の近さがあげられます。オープンキャンパスで立地や周りの環境まで確認して、都市大を志望校にしました。実際の受験では、他大学の理工学部にも合格しましたが、やはり最初の印象を大切にして都市大を選びました
これから受験する方に伝えたいのは、とにかく時間を大切にしてほしいということです。時間は、あっという間に過ぎてしまいます。後悔のないように受験勉強を頑張ってください。でも長時間集中力を保つのは大変なので、気分転換が必要だと感じたら思い切って休憩することも必要です。また、受験本番では、誰しも緊張するものです。私は、リラックスするために受験会場へチョコレートを持って行きました。アメでもガムでもいいですから、何かひとつ自分の定番を持って行くことをおススメします。

 

電気電子工学科 4年 H・Yさん
見えない物理現象が論理的に分かると、身近な電気製品の理解へとつながります。

Q1 学部・学科のどのようなところが魅力ですか?

電気回路や電磁波の特性について学ぶことで、身の回りにあるエレクトロニクス製品の原理や仕組みを理解できるようになるところです。たとえば、回転機の仕組みが分かると扇風機や洗濯機の理解につながり、電磁波について学ぶと電子レンジの仕組みが分かるようになります。

Q2 授業では具体的にどのようなことを学んでいますか?

電気回路について例にとると、まずはコイルやコンデンサを組み合わせた回路の電流・電圧の求め方を学び、徐々に変圧器やモーターの特性計算などへと発展していきます。現在私はプラズマ研究室に所属し、大気圧プラズマを利用した加工技術について研究しています。これは折りたたみ式の携帯電話には欠かせない技術の一つです。

Q3 放課後や休日はどのような過ごし方をしていますか?

健康のためにプールへ通ったり、アルバイトをしたりしていますが、最近は資格取得に向けた勉強もしています。今年、電気主任技術者三種の試験に合格することができたので、次は二種の合格を目指しています。

Q4 本学に入ってよかったと思うことは何ですか?

大学の論理的な講義に触れることで、自ずとその思考が身につきました。また、自分の持論と実験データとを結びつけ、事実を認めた上で持論を展開していくという工学者としてのリテラシーを学べたことは、非常に良かったと思います。

Q5 受験生へのメッセージをお願いします。

本学科では数学をツールとしてよく使いますが、今日のエレクトロニクス製品も、数学を使って説明できる電気現象のもとに成り立っています。見えない物理現象を理論的に理解できることはとても楽しいので、少しでも電気に興味がある方は、志望学科の選択肢のひとつとして考えていただけたら嬉しいです。

 

電力の安定供給を支えるため- アーク現象の研究に学部時代の経験が役立っています

瀧 寛之 さん  電気電子工学専攻2年
静岡県沼津工業高等学校 出身
【内定先】
東日本旅客鉄道株式会社

私は現在、電力の安定供給を支える送変電機器で発生するアーク現象を研究しています。事故時に遮断器では遮断時に超高温のアーク放電が発生し、電力の安定供給を困難にします。したがって、アークの発生を抑えると同時に、発生したアークを瞬時に消弧することが求められています。このためには、ガスの流れや温度を計測することが重要になります。本学では、2年生から電磁気学や電気回路といった専門基礎科目を学び、3年生からは計測工学といった、実用的にも非常に重要な科目まで幅広く学ぶことができました。また、座学だけでなく実験が充実していたり,見学会も多く開催されるなど、これまでに学んだ理論を自分の目で見て、体験することができました。私は、このような学びや経験を通して、研究の応用先を知ることができ、より一層の好奇心を持って研究に取り組んでいます。さらに、研究対象が電力の安定供給を支える設備と密接に関係していることから、やりがいを持って研究に取り組んでいます

「車載電制システム」の開発- 授業や研究を通して養った問題発見と問題解決力が活かされています

柴山 梢 さん (旧姓:中村) 2006年(大学院卒業)
【勤務先】 日本精工 株式会社

会社では、今後の車の電動化を担う車載電制システムのモータの開発をおこなっています。車載システムでは、性能や効率だけでなく、過酷な環境の中でも故障しない信頼性と耐久性が必要で、その条件下の設計によって効率や性能の向上とあわせたコスト低減開発に日々取り組んでいます。開発には、モータだけでなく、機構と合せたメカトロニクスの知識も必要で、車載システムではなかなか大胆な提案が難しいのですが、それだけレベルの高い課題に取り組んでいるという充実感があります。学生時代に学んだことで、一番業務に役立っていることは、授業や研究を通して養った問題発見と問題解決力です。業務にとりかかるとき、目的や課題をいかに早い段階で、具体的にイメージし発見できるかが、業務を円滑に進めるポイントだと思います。また、問題発見後は、どのようなプロセスで解決に導くかを考え取り組んでいます。これらは、机上の知識だけでは足りず、経験が大きく影響します。授業や学生実験、研究、時には参加した学会で発表したことが、小さいかもしれませんが確実に、自分の経験値の第一歩となり、後押しをしてくれています

スマートグリッドのキーデバイス「スマートメータ」の開発- 学部時代の貴重な経験が活かされています


黒木 雄太 さん
2006年(大学院卒業)
私立日向学院高等学校 出身
【勤務先】
東光東芝メーターシステムズ(株)

一般的にスマートメータと呼ばれている、次世代型の電子式電力量計の設計を担当しています。スマートメータは、多機能な電力量計のことで、例えば、電力事業者とメーター間で電力消費量などの情報のやり取りを行う通信機能や、遠隔操作で開閉制御を行う機能を有しています。これらの機能を利用し、電力消費量や電気料金の視える化や負荷の平滑化、さらには省エネ喚起などの効果が期待されています。こうしたことからスマートグリッドには欠かせないキーデバイスとなります。私の担当する設計業務は、図面の作成や試作品の評価はもとより、製品化に向けて製造の方と打合せを行なったり、生産技術の方と検査工程の打合せを行なったり、と様々な方々とコミュニケーションをとることが欠かせません。製品化までには、うまくいかないことや思いがけないトラブルが起こることも多々あり、辛いこともありますが、それらを乗り越えて無事に製品出荷の日を迎えたときは格別な喜びがあります。また常に新しい技術や知識を勉強したり、世間の動向や情報にアンテナを立てる必要があるので、学ぶべきことも多く、技術者としてやりがいのある仕事だと思います。

開発に携わっていると、試作品の試験や評価は必ず行います。こうした業務に取り組む上で、学生時代の実験での経験が私の基礎になっています。大学では2年生から学生実験が始まり、講義で学んだ半導体やパワエレ機器等に実際に触れて実験をすることが出来ます。学生の時は、早く実験を始めたくて、配線などの準備が出来たと思ったらすぐに装置を動かそうとしたりして、接地を疎かにしていたり、定格以上の負荷をかけてしまったりと様々な失敗をしました。その度に先生やTAの方に実験への取組み方や姿勢など徹底的に指導して頂きました。例えば、装置に電源を入れる前は、短絡や充電部の露出がないかなどの点検を必ず行なうこと。実験を開始する前には、使用する測定機器などの形名や定格、校正期限等を確認し、必ず試験結果と一緒に記載すること等。これらのことはどれも基礎的なことですが、慣れてくるとついつい疎かにしがちです。しかしどんな作業に関しても、安全且つ正確に作業を進める上で大切なファクターなので、日々心掛けて、開発に取組んでいます

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