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研究室概要(電力システム)

研究室概要

研究内容

持続可能で柔軟な電力エネルギーシステムの構築
電力システムは、快適な家庭生活や社会経済活動を支える重要なインフラシステムです。太陽光・風力発電などの再生可能エネルギーの導入や、電気自動車などの新しい電力エネルギー機器の登場、電力自由化による他分野との連携など、変革期を迎えています。
電力システム研究室では、電力ネットワークの監視・制御・通信手法、電力の流れを自在に取り扱うパワーエレクトロニクス技術、そして電力貯蔵などを駆使することで、再生可能エネルギーや電気自動車などの新しい構成要素を調和させる柔軟、かつ、強靭な電力システムを構築します。

社会に役立つ研究

スマートグリッド、スマートシティの実現に直結
再生可能エネルギー、送配電システム(直流/交流)、電気自動車、電力貯蔵を扱う社会実証や取り組みは、国内外のあらゆるところで進められ、スマートグリッド、スマートシティ構想として注目を集めています。電力システム研究室では、スマートグリッド、スマートシティの実現に直接的に貢献する研究に取り組んでいます。
ダイナミックな動きがある分野ですので、産業界や実応用にも近く、企業や研究機関との共同研究のチャンスもあると思います。国際的な研究交流や情報通信/交通/建築/都市などの分野との連携の機会もあるでしょう。

研究室の特徴

シミュレーションと実験をバランス良く両立
太陽光・風力発電の自然現象、スマートグリッド実証データ、多数の電力機器情報などのビックデータを活用しながら、電力システムの電気特性やエネルギー収支を再現する電力システム解析を実施しています。
また、パワーエレクトロニクス機器や電気自動車などの実験設備を電力システム解析と連動させることで、電力システムの諸現象を研究室内で再現し、計測・制御・通信手法を自由に試行できる環境を構築しています。

主な卒業研究テーマ

●太陽光発電の価値評価
●洋上風力からの直流送電システムの解析
●送配電用パワーエレクトロニクス技術
●電力システムの監視/運用/保護/制御
●電気自動車と電力システムの協調
●電気自動車からの電力供給インターフェース設計
●電力貯蔵システムの特性評価

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