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学生への学習支援

電気電子通信工学科では、様々な学習支援を行っています。以下に、具体的な講義の例をあげます。

フレッシャーズセミナー (1年前期) 江原 准教授、野平 准教授

電気電子通信工学科における学問のスタートとして、学科で勉強するトピックを通して、学問の全体像を学びます。

【科目概要】

電気電子通信工学科としての、オリエンテーションを行い、電気電子通信工学科に関連したトピックを紹介します。また、これに関する問題点や将来展望などについてグループ討論し、その結果をまとめて発表します。

【達成目標】

電気電子工学に対する基礎知識を養い、技術者としての考え方を学ぶとともに、考えをまとめ伝える方法を体得することを目標とします。

【学生へのメッセージ】

大学での学習、生活では「自ら行う」ということが重要である.このセミナーで行われる討論、プレゼンテーションを通じ、ものごとに自ら積極的に取り組む姿勢を身につけてほしい。

工学リテラシー (1年前期) 鳥居 准教授

高校で学んだ数学と、大学で学ぶ工学との橋渡しとして、エンジニアに必須の教養である数学・物理的な基本事項を学びます。

【科目概要】

学科専門科目の履修を開始するために必要な知識と処理能力を身につけることが目的です。具体的には、数値と単位の扱い方、実験データの処理や理論式の近似など、実用的な数学的操作の基本を学習します。

【達成目標】

工学の基本となる数値やデータなどの処理を修得するとともに、操作の基礎となる数学的背景を理解することを目標とします。

【学生へのメッセージ】

まず出席すること、授業を聞くこと、単なる黒板のコピーではないノートを取ること、自力で(手を動かして)問題を解くことを心がけて下さい。

技術日本語表現技法 (1年後期) 岩尾 准教授、瀬戸 講師

技術レポートの書き方、データの読み取りかた、検討・考察の仕方といった、技術者としてのイロハを学びます。

【科目概要】

技術レポートを書いたり、与えられた図表に基づいて考察する際、あらゆる立場に立ってデータを観察し、建設的に議論を展開していく技術力が不可欠です。したがって、論理的かつ批判的思考力と発想力(独創性)を養成します。

【達成目標】

現象の理解のために必要な実験データを正確に把握し、その真偽などの判断を論理的思考にもとづいて行うための技術を修得することを目標とします。

【学生へのメッセージ】

高校までの「国語」の時間で書くことが多い「感想文」とはまったく異なる、データの客観的な把握に基づいた、論理的な文章構成の組み立て方を学んで欲しい。

電気数学 (2年前期) 丸泉 教授

電気電子工学を学ぶ上で基礎となる数学的事項を、具体例と演習を交えながら学びます。

【科目概要】

ラプラス変換などの演算子法による線形微分方程式の解法、各種空間座標系とスカラ場・ベクトル場、さらにその微分の取り扱いについて学びます。必修科目である電気回路、電気磁気学を学習する為には必要な科目であり、確実に履修する必要があります。

【達成目標】

ベクトル解析、ラプラス変換、フーリエ級数の基礎を身につけ、電磁気学、回路解析への応用力を養う事を目標とします。

【学生へのメッセージ】

数式、微分演算の持つ意味をわかりやすく説明しますので授業には必ず出席し、演習課題を、自分の手で解くこと。多くの事を学びますが、習うよりも慣れろの精神で取り組むこと。

先端工学 (3年後期) 江原 准教授

産業界を中心とした技術の最先端で活躍されている方々に実学的な講義をしていただき、将来の技術者としての進路を的確に決定することをサポートします。

【科目概要】

3年までに一般教養、語学、工学基礎、専門基礎および細分化された専門に関して学んできました。本学科は特に、電気・電子・情報分野との社会的接点をもつことから、自ら学んだ学問に基づいて将来の技術者としての進路を的確に決定する必要です。その進路決定の支援および電気・電子・情報分野の最新技術動向を伝えるために、本講義は、本学OBを中心に、産業界を中心とした技術の最先端で活躍されている方々に自らの専門に基づいた実学的な講義をして頂きます。

【学生へのメッセージ】

聴講形式となるが、進路に関する自らの考えをまとめてから、先輩方の講義を拝聴する心構えが肝要である。

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